遺言に関する問題を弁護士が解決する法律相談Q&A

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Q&A5「相続させる」旨の遺言

質問

遺言書を書こうと思い、いろいろな人に相談しましたが、「遺贈」より「相続させる」としたほうがよいとアドバイスを受けました。なにか違いがありますか。

回答

「相続させる」旨の遺言には、次のような利点があります。

  1. 不動産を相続した者は、所有権移転の登記をすることになりますが、その際の登録免許税が、遺贈の場合より低額で済みます。
  2. 同じく不動産の所有権移転登記の際、遺贈では他の共同相続人と共同で申請し、したがって共同相続人全員の印鑑証明等を必要としますが、「相続させる」旨の遺言では、取得する者が単独で登記でき、手続きが簡単です。
  3. 不動産が農地である場合、遺贈では農地法の許可が必要となる場合がありますが、「相続させる」旨の遺言では、これが不要となります。

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